2005年7月17日 (日)

「姑獲鳥の夏」観てきました!!

 映画「姑獲鳥の夏」…観てきました。しかも、公開初日に(←もの好きでしょ?我ながらビックリです…。

 で…感想はというと…。

 微妙…(←これは、例の「間違った」使用例ですが…。

 要するに、あのレンガ本を2時間半足らずの映像に圧縮することには無理があるというか…、原作のあの濃密に描きこまれた京極堂ワールドを映像化するには無理があるというか…やっぱりね。。。

 映像化するとなると仕方ないのかも知れないけど、ちょっと怪奇趣味になり過ぎてるというか、京極堂の憑物落し「不思議」なものに見えてしまったのは、僕だけかな…。「この世には不思議なものなど何もないのだよ」って言ってるくせにね…。

 あとすごく物足りなかったのは、我らが薔薇十字探偵社の自称「神」こと榎木津礼二郎が、至極まともな人物に見えてしまったこと…。これもまた、「神」を人間に演じさせることの無理というべきかな…。

 ただ、映画そのものとしてはそんなに悪くないから、まだ原作を読んでない人たちが、あの映画を観て、これをきっかけに原作の世界に触れてくれたらいいんだけどな…とか思ったものでした。

 そういう意味では、かのウンベルト・エーコの「薔薇の名前」みたいなものですかね。ショーン・コネリー主演の映画を観て、それをきっかけに、あの重厚な原作の世界に踏み入った人もけっこういるでしょう?

 かく言う僕もその一人なのですが…。

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2005年7月12日 (火)

京極堂シリーズついに映画化

 HPの冨田版「無・天・雑・録」でも紹介した京極夏彦「京極堂シリーズ」ついに映画化され、第一作「姑獲鳥の夏」が7月16日に公開されます。テレビでも予告編が流れはじめていますよね。

 「この世には不思議なものなど何もないのだよ」というあのキメ台詞で颯爽と登場する古書肆にして神主、さらには陰陽師にして憑物落しの拝み屋である吾等が京極堂こと中禅寺秋彦には、堤真一(え゛っ)、自らを神と自認する薔薇十字探偵社の迷探偵・榎木津礼二郎には、阿部寛(またまた、え゛っ)がキャスティングされています。

 果たして、僕もこよなく愛するあの京極堂ワールドが映像の世界でどのように再現されるのでしょうか?是非とも見に行かなければ…いやいや失望するに決まっているから、見に行かないほうがいいのか…いやいや失望するとは決まっていないし…

 それにしても、原作を読んでいない人がいるでしょうから種明かしはできないけど、「姑獲鳥の夏」の憑物(というか謎)は果たしてうまく映像化できるものなのでしょうか?まさに人間の目に映る映像そのものが問題なのですからね…。興味津々…。 

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